デジカメデータから、スライドを作る方法を更新します。

●スライドづくりの要素●

まずなんと言っても、モニターのキャリブレーションが重要です。

 1.フィルムの選択
2.スライド撮影時の絞りなどの設定
3.管面毎の色特性
4.使用ソフトによる色差
5.管面撮影条件 2004.1.4

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●1.スライドフィルムの選択●

フィルムの選択 

直接口腔内を撮影する場合でも使うスライドフィルムによって色合いがかなり変わるものです。

したがって、ディスプレイ上でどんなによい色が出ていても、それを再現できるフィルムを選ぶ必要があります。

●2.管面撮影時の絞り等の設定●


紙に印刷されたものを複写台などを使って複写するのとは全然別 な設定が必要です。
 ディスプレイを一番明るい状態に設定しておいて、カメラ側は最少絞りか、その次の絞りまで絞り込みます。
  そして長時間露出するとよい結果がえられやすいようです。場合により露出を+1 くらい延長するのもいいと思います。

●管面のキャリブレーション●


キャリブレータによるキャリブレーション
をするのがベストです。

 

●使用ソフトによる色差●

驚いたことに、同じPhotoShopでも、バージョンが違うだけで色が違ってしまうのです。

使うソフトのバージョンまで一定にしておかないと再現性のあるスライド作成ができなくなってしまうわけですね。

同じファイルを新旧のバージョンで開いてみました。


上が 5.5

下が 3.0

上の方が全体的に色が濃くなっています。

●プロへの依頼●

1.インターポジ方式・カメラのキタムラ
→中四日、一こま1200円
2.業者作成→1コマ500〜2500円
※インターネット検索による

Fuji TREBI 100
F16
MC-UV + MC-1B Filter
PhotoShop5.5
FlexScan T761
1280 x 1024, 85Hz 100%
5500K
PictureMode

●私のベストセレクション●

2004年1月4日現在の
ベストなセットは左の通りです。
 しかし、同じセッティングでも現像所によって色合いが随分異なるので、注意が必要だと感じています。