●GoAと上下同時印象



上顎咬合床の描記部分に、パラフィンワックスを溶かして塗ります。

クレヨンがレジンになじみやすくなるようにするためです。



青色のクレヨンを熱したスパチュラで溶かして、あらかじめ咬合床に塗布されたワックスと混和します。




上顎咬合床の3箇所に描かれたゴシックアーチです。

それぞれのゴシックアーチの頂点に小さなラウンドバーでディンプルを

彫り込み、そこに下顎の描記針が合うように噛んで頂きます。




上下咬合床が入った状態で脇にシリコンをたっぷり流し込み唇を動かして頂きます。

稲葉先生は、この時、咬合床の内面にもシリコンを流し込んでウォッシュしますが、

自分は、あとで横田先生方式のパッキングをする予定なので、ここでは、内面には手を加えていません。


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