●Tissue conditioning 5 days after 蘇り現症(再咬合採得)




↓当日来院時の状態です。

痛いところは無く何でも食べられる状態になってきましたが、下顎が浮き上がりやすいのが気になるという状態でした。



↓義歯を装着した状態でよく観察すると、

下顎が、左写真のような中心咬合位の状態よりも

右写真のようにおよそ2mm程度、後退したがっていることに気づきました。

いわゆるこれが「下顎の蘇り現症」です。





↓ 下顎を後退させた状態をやや下方からみてみました。






↓ そこで、左のように、まず下顎の臼歯人工歯をレジンからはずします。

次に人工歯の部分にレッドバイトワックスを盛りつけて軽く軟化します。





↓ それをお口の中に入れて、上顎の診断義歯と再度噛んでもらいます。

このとき、上下の前歯部を見て、下顎の後退位が再現されていることを確認します。

下の写真は、噛んでいただいた蝋堤を口腔内から出したところです。





↓ それを咬合器に付着します。




↓ 上下の前歯のズレ具合で、下顎の蘇り現症を確認します。



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